Claude Codeは、自然な言葉で依頼しながら、ファイルの読み取り・修正やコマンドの実行を進める開発支援ツールです。回答をコピーするだけでなく、実際の作業場所へ変更を加えられるため、最初は練習用のフォルダーで試します。Windowsでの導入例と、文章ファイル一つを直して確認する手順を紹介します。

日本語で頼めば、プログラムを全部完成させてくれるのか?

変更案を作る助けになりますが、動作や内容の確認は必要です。最初は文章ファイル一つの修正から試してみましょう。
チャットとの違いは、実行される操作を見ること
一般的なチャットでは、回答やコード案を受け取り、自分で保存・実行する使い方が中心になります。Claude Codeでは、作業場所のファイルを読み、編集し、必要なコマンドを実行することができます。利用環境や許可によって実行できる範囲は変わります。
自然な言葉で指示できても、作業の目的や完了条件まで自動で正しく決まるわけではありません。「見た目を直す」のか「誤字を一つ直す」のかを具体的に伝えます。特に削除、外部送信、公開、課金につながる操作は、変更前に内容を確認する方針を持ってください。
出典・確認先:Claude Code公式・概要と利用環境。
利用する画面と費用の入口を確認する
Claude Codeにはターミナルのほか、デスクトップや対応する開発環境等から利用する方法があります。ターミナルは文字で操作する画面です。すでにデスクトップアプリに利用できる機能があるなら、追加でCLIを入れる必要があるかを先に確認します。
サブスクリプションの対象プラン、Claude Consoleの利用、対応クラウド経由の利用など、アクセスの方法が異なります。月額契約の範囲とAPI等の従量課金を同じものとして扱わず、ログイン先、利用上限、追加使用の設定を確認します。無料のチャットアカウントだけで同じ機能が使えるとは決め付けません。
Windowsの導入は、公式の手順から選ぶ
ここでは公式が案内しているWinGetを使う例を示します。WinGetはWindowsのアプリを管理する仕組みです。対応するWindows環境で、PowerShellを開き、公式のクイックスタートとコマンドを照合してください。画面や管理者の制限により、導入方法が異なる場合があります。
winget install Anthropic.ClaudeCode
インストール後は新しいターミナルを開き、次のコマンドでバージョンを確認します。WinGetで導入した場合は更新を別途管理する必要があるため、公式の更新案内も確認します。会社の端末では、管理者のルールに従ってください。
claude --version
出典・確認先:Claude Code公式・インストールとサインインの手順。
コマンドが見つからない場合は、入力した文字とインストール結果、新しく開いた画面かを確認します。理由が分からないまま、ネットで見つけた別のコマンドを次々と実行しないようにします。公式の対応OSやトラブルシューティングを確認してください。
練習用フォルダーとREADMEを用意する
エクスプローラーで練習専用の空のフォルダーを作り、その中にREADME.mdという文章ファイルを一つ置きます。内容は「このフォルダーはAIによる文章修正の練習用です。」程度で構いません。業務用の請求書や顧客データ、パスワード、APIキーは置きません。
この練習ではアプリの公開や契約、外部への送信を扱いません。作業前のREADMEのコピーも別に残します。ターミナルで現在の作業場所がそのフォルダーであることを確かめてから、起動します。
claude
初回は公式の案内に従ってサインインします。ブラウザーで表示されるサービス名とアカウントを確認し、ログイン用の情報を原稿や公開ファイルへ貼り付けないでください。作業フォルダーの信頼やアクセスに関する表示が出たら、対象が練習用の場所であることを読み取って判断します。
最初は、読む依頼から編集へ進む
一回目の指示例:このフォルダーのREADME.mdだけを読み、現在の内容を短く説明してください。まだファイルは変更せず、コマンドの実行や外部接続もしないでください。
説明が元の文章と一致するかを確認します。違うファイルを読んでいる場合は、そこで止めて作業場所を確かめます。次に、変更するファイル、足す内容、変更しない範囲を伝えます。
二回目の指示例:README.mdの最後に「使い方」という見出しを追加し、作業前のコピーを残すこと、変更後に内容を確認することを二つの箇条書きで追記してください。既存の一文は変えず、他のファイルは変更しません。完了後に変更箇所を説明してください。
変更の説明と、実際のファイルを見比べる
| 確認する点 | 今回の練習で見ること |
|---|---|
| 対象 | README.md以外が変わっていないか |
| 保持 | 元の一文が残っているか |
| 追記 | 見出しと二つの項目があるか |
| 余計な内容 | 架空の仕様や不要な説明が増えていないか |
| 保存 | ファイルを開き直して同じ内容が見えるか |
「完了しました」という返答だけで終えず、エディターで保存済みのファイルを開いてください。元のコピーと見比べれば、足された文だけでなく、意図せず消えた内容も見つけられます。プログラムを変更する段階では、差分の確認に加え、用途に合う動作確認も必要です。
うまくいかなかったら、何が違うかを具体的に伝えます。「見出しがない」「元の一文が変更された」など、確認できる事実で依頼し直します。失敗した状態のまま依頼を広げず、必要なら元のコピーからやり直しましょう。
CLAUDE.mdには、繰り返し守る作業ルールを書く
CLAUDE.mdは、プロジェクトで繰り返し伝えたい指示を置くために使えます。文章の口調、作業対象、確認方法、変更前に相談する操作などを短く書きます。今回の練習なら「README.md以外を変更しない」「元の文章を残す」「変更後に内容を確認する」といった内容です。
指示ファイルがあるから、すべての操作が安全になったり、秘密情報を置いてよくなったりするわけではありません。許可する作業範囲は別に確認します。権限の確認を省く設定へ切り替えることを、初心者向けの時短方法としては勧めません。
慣れるまでは、一つの変更を完了してから次へ
読み取り、変更の依頼、差分確認、保存後の確認という一巡ができたら、次は既存の小さな修正へ進みます。作業のたびに、入力した情報と変更される範囲を見直してください。公開するアプリや重要なデータを扱う仕事は、練習ファイルとは別の設計・管理が必要です。
まずはREADME一つを意図どおりに変更できたかを確認しましょう。任せる範囲と確認方法を具体的にすることが、次の作業を依頼するための土台になります。
文章や表のファイル作業を中心に試す方は、Claude Coworkでできることと任せ方も参考にしてください。
確認日:2026年10月31日。制度やサービスは利用時の公式案内と、自分に適用される条件も確認してください。


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