https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-7434614385552491" crossorigin="anonymous 厚生年金保険料、標準報酬月額Max、何歳で国民年金に切り替えた方がお得? | サムライブログ

厚生年金保険料は標準報酬月額Maxでも払うべき?何歳で国民年金に切り替えた方がお得か徹底解説

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「給料はもう頭打ちなのに、厚生年金保険料だけは毎月ごっそり引かれる…」

「標準報酬月額Maxまで払って、本当に将来元が取れるの?」

「正直、何歳で国民年金に切り替えた方がお得なのか知りたい」

こう感じている高所得サラリーマン・役員層は少なくありません。

本記事では、

①厚生年金保険料の仕組み

②標準報酬月額Maxの意味

③年齢別に見た「国民年金へ切り替える損得ライン」

を、数字とロジックで分かりやすく解説します。

「感覚」ではなく「計算」で判断したい方のための記事です。

厚生年金保険料の基本構造を理解しよう

厚生年金は「2階建て年金」

厚生年金の本質は、国民年金に上乗せされる「2階建て構造」にあります。国民年金(基礎年金)は全国民共通で金額が決まっていますが、厚生年金は給与水準に応じて給付額が変わる仕組みです。そのため、同じ年数加入していても、会社員と自営業者では将来受け取る年金額に差が生まれます。たとえば会社員は、意識しなくても国民年金に加えて報酬比例部分の厚生年金に自動的に加入します。結果として老後の保障は手厚くなる一方、現役時代の保険料負担も増えます。つまり会社員は、選択の余地なく「保障と負担の両方を厚くした制度」に組み込まれている点を理解することが重要です。

厚生年金保険料は会社と折半

厚生年金保険料は、負担の実態が分かりにくい制度です。給与明細に記載される本人負担は約9.15%ですが、同額を会社も負担しており、実際の保険料率は約18.3%に相当します。この会社負担分は従業員の手取りには直接現れないため、負担感が過小評価されがちです。特に標準報酬月額が高い人ほど、見えない部分も含めた年金コストは大きくなります。表面上の数字だけで「会社が半分払ってくれるから得」と判断するのではなく、総額ベースでどれだけの負担をしている制度なのかを把握することが、年金の損得を考えるうえで欠かせません。

標準報酬月額Maxとは何か?

標準報酬月額には上限がある

標準報酬月額には上限が設けられており、現在はおおよそ65万円がその目安です。これは、月収が65万円を超えても、厚生年金保険料や将来の年金額がそれ以上増えない仕組みを意味します。たとえば月収80万円や100万円であっても、年金計算上は65万円として扱われるため、負担も給付も一定水準で頭打ちになります。この上限設定により、高所得者は収入に比例して無制限に保険料を支払う必要はありませんが、同時に年金額の伸びも制限されます。つまり標準報酬月額Maxとは、負担と給付の双方にブレーキをかける制度的な天井だと理解することが重要です。

Maxまで払う意味はあるのか?

標準報酬月額Maxまで支払うこと自体が無意味というわけではありませんが、効率は次第に低下します。なぜなら、毎月の保険料はほぼ最大水準で固定される一方、増える年金額は加入年数に比例して緩やかにしか増えないからです。たとえば若い時期であれば、将来受給までの期間が長く、支払った保険料を回収できる可能性は高まります。しかし加入年数が十分に長い人ほど、追加で支払う保険料に対する年金増加分は小さくなります。つまり厚生年金は「長く払えば得」ではあるものの、標準報酬月額Maxに達した後は、費用対効果が徐々に悪化する制度だと言えます。

何歳で国民年金に切り替えた方がお得なのか?

切り替え=会社員を辞める前提

国民年金への切り替えは、本人の意思だけで自由に選べるものではありません。というのも、厚生年金は会社員や役員である限り原則として強制加入だからです。つまり「国民年金に切り替える」という選択は、任意脱退ではなく、退職や役員退任、あるいは個人事業主になることを意味します。制度上の前提を理解せずに損得だけを論じても、現実的な判断にはつながりません。まずは、切り替えがライフスタイルや働き方の変更を伴う決断である点を押さえる必要があります。

年齢別・損得の考え方

国民年金への切り替えが有利かどうかは、年齢によって大きく異なります。50代前半までであれば、厚生年金の加入年数がまだ短く、将来受給までの期間も長いため、支払った保険料を回収しやすい構造にあります。この段階では、厚生年金を継続した方が合理的です。一方、50代後半から60歳前後になると状況は変わります。すでに標準報酬月額Maxで長期間加入している場合、追加で支払う保険料に対する年金増加分は限定的になります。結果として、55〜60歳前後が損得の分岐点になりやすく、加入年数が30年以上ある人ほど、国民年金への切り替えを検討する余地が生まれます。

数字で見る「回収できるかどうか」

簡易シミュレーション

厚生年金を続けるべきかどうかは、「回収できるか」という視点で考えると整理しやすくなります。判断の軸になるのは、追加で支払う厚生年金保険料と、それによって将来どれだけ年金額が増えるかの比較です。たとえば標準報酬月額Maxの状態で加入を続ける場合、毎月の保険料はほぼ上限水準で固定されますが、増える年金額は加入年数に比例して緩やかに増えるにとどまります。ここで重要なのが、受給開始後に何年生きるかという前提です。平均寿命まで生きれば回収できるケースもありますが、受給期間が短ければ、支払った保険料を取り戻せない可能性もあります。つまり厚生年金の損得は制度そのものよりも、「何歳まで生きるか」という前提条件によって大きく左右されるのです。

Q&Aセクション

Q1:標準報酬月額Maxまで払っても年金は増えない?

A:増えますが、増加率は低いです。

標準報酬月額Maxを超えると、支払効率は確実に悪化します。

Q2:厚生年金保険料は途中でやめられる?

A:原則できません。

会社員・役員である限り強制加入です。

Q3:何歳で国民年金に切り替えた方がお得?

A:多くの場合、55〜60歳前後が検討ラインです。

特に標準報酬月額Maxで長年払っている人ほど有利です。

Q4:国民年金だけだと老後が不安では?

A:はい。

そのため、iDeCo・企業年金・資産運用とセットで考えることが前提です。

まとめ

本記事では、厚生年金保険料の基本構造から、標準報酬月額Maxの意味、そして何歳で国民年金に切り替えた方がお得かという判断軸までを解説してきました。

ポイントは3つです。

第一に、厚生年金は国民年金に上乗せされる2階建て年金であり、保障が厚い分、現役時代の負担も重い制度であること。

第二に、標準報酬月額Maxに達すると、保険料も年金額も頭打ちになり、追加で払うほど費用対効果は低下していくこと。

第三に、国民年金への切り替えは任意ではなく、年齢・加入年数・余命という条件次第で合理性が変わるという点です。

多くの場合、55〜60歳前後が一つの分岐点となり、すでに長期間・標準報酬月額Maxで厚生年金保険料を支払ってきた人ほど、「この先も払い続けるべきか」を計算で考える価値があります。

次のステップとしては、

①自身の年齢・加入年数を整理する

②追加で払う厚生年金保険料と増える年金額を試算する

③不足分をiDeCoや資産運用でどう補うか検討する

ことが重要です。

厚生年金は「なんとなく続けるもの」ではありません。

標準報酬月額Maxでも払い続けるべきか、何歳で国民年金に切り替えた方がお得か──

感覚ではなく数字で判断することが、後悔しない老後設計につながります。

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